Okeno Catanikus +T

非電源卓上遊戯の話題をつらつら綴ったり綴らなかったり。

分解、解釈、再構築。

 

最近は新作ボドゲの案出しをしていて、あまりボドゲをプレイできてなかったりします。来週ゲーム会に行く予定ですが、その先はまた一ヶ月くらい無いかも…? 今そう思ってぞっとしたので、友人かき集めてボドゲ会でも開こうかと考えたり考えなかったり。折角誕生日合わせで『ブリュージュ』と『世界の七不思議』買ったのに、遊べなかったら悲しいじゃないですか。

さておき。先日、きっかけは今となっては思い出せない(恐らくTwitterだと思う)のですが、ちゃがちゃがゲームズの『くだものあつめ』というゲームが高円寺のすごろくやに入荷されたという情報を掴みました。どういったゲームなのかをWebページに確かめにいったところ、アフリカ・中近東周辺の古典アブストラクトゲーム『マンカラ』にセットコレクション要素を足した、というもの。コンポーネントがカラフルで、見ているだけでも楽しい気持ちになりました。(特にコンポーネントが綺麗なものには目がない俺としては)これは買わない理由が無い!ということで、早速買いに行こうと思い立ったのでした。

そして昨日、ボドゲ新案のサンプルを(今度こそ)持っていくと言っておきながら、商品売買のシステムでつまづいてしまい、相棒に助言を求むべく(要するにサンプル全然作らないで)会議の席へと赴いたのでした。相棒からありがたい助言と、無効のサンプルをプレイした後、持ってきた『くだものあつめ』をプレイしてみました。

f:id:conekoneko:20150316012216j:plainまず果物のカードを円状に配置します。本家マンカラは盤を共有してプレイするのに対し、『くだものあつめ』ではこれを自分の盤とするため、プレイヤー間の相互関係が無くなっています。その代わり、同時に4人までプレイできるようになり、盤上でのプレイヤー関係性により生じる複雑な論理思考性を擬似ソロプレイにすることで軽減しています。中央に置いたタネをいくつかカード上に配置して、それらを本家マンカラと同様に、『全て取って次のスペースへ1つずつ』置いていきます。一番最後にタネを置いたカードを『ターゲット』と呼び、そのターゲットに対し『水やり』(カード上のタネを増やす)か、同種の果物を市場から購入することができます。

購入時にはカードに書かれた果物の数のタネ(+必要な場合は追加タネ)を支払う必要があり、カードの12時の位置にある『お家カード』上にあるタネのみが支払いに使うことができます。これにより果物カードを購入して、特定のセットを揃えたプレイヤーが勝者となります。

個人的に『古典盤上遊戯に手を加える際は、気をつけないと元のゲームの素晴らしさを殺す』と思っているのですが、『くだものあつめ』に関して言えばそんなことはなく、むしろかなりマイナーなゲームである(であろう)マンカラをここまでポピュライズできたなと唸ってしまいました。テーマといい、コンポーネントといい、システムといい、それら全てが噛み合っている感覚が良いです。そして擬似ソロプレイで敷居を低くしつつも、市場変動という別の形でプレイヤー間相互関係も作られていてこちらも良いものです。

例えばライト~ミドルプレイヤーにマンカラをドンと出しても、(木盤の上にある宝石は綺麗ですが)見た目が基本地味なので、そこまで食いつきは良くないと思うのです。それが『くだものあつめ』だと子供から大人まで、『果物のタネをまいていく』というテーマがあり、カラフルでカワイイコンポーネントはつい手に取りたくなってしまいます。全て狙いの上でこういったシステム等々を作り上げたとすると、本当に驚きです。凄いです。真似したいものです。

まだ上級ルールの方をよく把握していないのですが、ちら見した相棒が言うには、『本家マンカラの相互作用性が入ってきてちょっと複雑に…?』とのこと。この辺りも踏まえて、もう一度、週末のゲーム会でプレイできたらいいなと思っています。

 

さーて、明日はテンデイズゲームズにカードスリーブと『メルクリウス』買いに行くかぁ。

Q.こねこさんいくら誕生日が近いからって、そろそろ15000円超えますよ? A.だまっときんしゃい。