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Okeno Catanikus +T

非電源卓上遊戯の話題をつらつら綴ったり綴らなかったり。

1月17日ボドけも会Vol.8

ボドゲ日記 ボードゲーム プレイ記録 2nd Season

 

f:id:conekoneko:20150117221339j:plainそろそろ『所属している界隈』という表現にも現界を感じまして、ちゃんと名前を書こうと思います。定期的に参加している、動物キャラを愛するケモノ界隈のボードゲーム会、『ボドけも会』です。この会に参加される方は比較的同人作家さんが多いのですが、締め切りが原因で参加できなかったとか、そもそもイベントがあるから会を開けないとか、(現在は同人作家ではない自分としては)歯がゆい理由で参加者や会が流れることもしばしば。それでもほぼ隔月で会を主催して下さっている主催者お2人には頭が上がりません。本当にありがとうございます。
さて、今回で8回目のボドけも会。皆勤で、しかも重ゲーばかり持ってくるので、そろそろ『重ゲーの人』とか呼ばれ始めてます。なので今回はミドル系のゲームを中心に遊ぼうかと思っていたのですが、結局また卓と人を長期占有してしまう結果になりました。いや、ほんとすみません。ゴミンニ(←反省の色なし)

『ルイス・クラーク探検隊』

f:id:conekoneko:20150119105316j:plain1800年台初頭にアメリカ北西部を探検し、太平洋までの水路を見つけ出した実在の探検隊をテーマに作られた『インディアンと協力して太平洋まで行くゲー』です。

セントルイスからミズーリ川を下り、太平洋沿岸にあるクラットソップ砦を目指していきます。斥候(プレイヤー)駒を進めるためには、船(プレイヤーボード)に積んだ資材とインディアンの協力が不可欠です。プレイヤーは自分の持っている手札をプレイすることで、資材を獲得、変換したり、あるいはインディアン駒を消費してインディアンの村の協力を得る事ができます。こうして川を進んでいくわけですが、手札が切れたりインディアンが動けない状況になると、野営を行って状況を回復します。

ただ、この野営というシステムがよくできていて、資材やインディアンを必要以上に船に乗せていると、その分だけ時間を消費したということで進めていた駒を戻さないといけないのです。もちろん資材もインディアンも、多く持っていた方が断然有利ですが、欲張りすぎると進んだ以上に川を戻らざるを得ない状況になることも。資材やインディアンの獲得時、上限までなら獲得数を任意に調整できるため、その辺りのマネジメントが非常に重要になってきます。欲張らず、必要な分だけ。インディアンの教えに『地球からの恵みは必要なだけいただきなさい』というものがあるらしいのですが、このゲームではまさにその教えが大切になるのです。

初回だったのですがフルメンバーの5人でプレイしました(が、説明書に『初回プレイで5人プレイは避けた方がいいよ』って書いてあったのをプレイ後に気付きました)。説明書を読んでいた自分含め、勝ち筋が見えてこないのでとりあえず資材を集めることから始めることに。そのうち手札が切れて斥候駒を動かしていないのに野営をする事態に。当然進んでないのに資材を集めていたため、スタート地点よりも後ろに駒を下げなければなりません。スタート地点よりも後ろには6マスまでしか戻れないため、これ以上駒が後退しないこの状況で資材を貯めて爆発的に進んでやる…、と意気込んでいたのですが、結局これが後まで尾を引いて最下位になってしまいました。

プレイヤーによってプレイングに明確な差が出て、今回は『絶対野営するマン』vs『絶対野営しないマン』という構図が見られて面白かったです(ちなみに一位は『絶対野営しないマン』でした)。自分の手札、資材、インディアンの動きを全てシミュレートして、3、4手番先まで行動を決めておき、それが全てうまくいった時の快感はとても気持ち良いものでした(ただ自分の場合、それをしたからどうなるというところまで考えてなかったのが主な敗因だったのですが…)。

手札に描かれた人物が全員違い、しかも全員実在して、更に説明書には一人ひとりの略歴が書いてある辺り、テーマに対する強いこだわりを感じました。プレイとは別にこの辺りで楽しめるのは良いですね。

ちゃがちゃがゲームズ『ダンゴーダンジョン!』

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仲間とダンジョンに潜り、モンスターを倒してお宝を手に入れる…でもどうせなら一番楽してお宝手に入れたいよね?という、『協力&裏切りパーティーゲーム(公式ページ原文ママ)』です。

ダンジョンに潜ると、すぐにモンスターと戦闘になります。戦闘に先立ち、プレイヤー達は自分が持っている1~6の武器カードのうち、どのカードを出すのかを話し合います。つまり談合です。モンスターを倒すには、武器カードの総合計がモンスターのHPを上回ればいいのですが、武器カードの数字が被るとミス扱いとなり合計にはカウントされません。なので話し合いをしてきちんと出すカードを決めておかないと、倒せるモンスターも倒せなくなってしまいます。ですが、その一方でモンスターを倒した際、お宝が獲得できるのは一番低い武器カードを出していたプレイヤーからになります。そのため、「俺はこの武器カードを出すぜ!」と言っておきながら低い数字の武器カードを出す、というブラフを駆使しなければお宝を手に入れることは難しいです。…が、宣言したカードと違うカードを出すので、武器カードが被ることもあるかもしれないし、そもそも合計値が低すぎてモンスターを倒せないかもしれない。そこで談合をするわけなのですが(以下無限ループ)。

協力しなければモンスターは倒せない、けど嘘をついて手を抜かないとお宝は手に入らない、というジレンマ。これにより起こる事態は、単なるブラフお宝争奪戦を通り越し、モンスターを倒せないまま帰ってくるという、『お前何しにダンジョンに行ったん!?』というツッコミが入るようなレベルにまで達します。というか、達しました。他の卓ではそうでは無かった(少なくともモンスターは倒せていた)らしいのですが、自分の卓では序盤から疑心暗鬼とブラフの掛け合いで、武器カードが被ったり合計値がモンスターHPに届かなかったりと悲惨な状況に陥りました。結局、お宝の宝石を三種一個ずつ集めたプレイヤーが一位になりましたが…箱の中にじゃらじゃら宝石が入ってるってことは、これ普通はもっと貰えるんだよね…?

プレイ人数が4~5人なのがちょっとネックですが、集まってしまえばこちらのもの。手軽に騙し合い合戦ができるとあって、盛り上がります。それに加え、ダンジョンに潜る時の『(全員で親指を下に向けながら)Down…Go!』や武器カードをオープンする時の『(掛け声は勇者らしく聖なる声で)聖ーの!』という掛け声が盛り上がりっぷりを加速させます。パーティーゲームと銘打ちに間違いはありません。

あ、あとね、プリーストの猫がね、プリーストにゃんがね、可愛いの!(

『フェレータ』

f:id:conekoneko:20150119105602j:plain鷲と薔薇、二つの陣営がせめぎ合い、地図の色を塗り替えていく。ある者は剣を持ち、またある者は盾を持ち、自分の領土を守るべく立ち上がる。そして戦いの火蓋が切って落とされr「あ、俺寝返ったんでー」「?!」、…という『領地争奪ときどき裏切りゲー』。領地抗争で自分が所属している陣営を勝利に導けば勝利点が得られる、と一文で表すと単純なゲームなのですが、思いの外奥が深い! 小箱系のゲームなのに、箱側面の『プレイ時間45分~1時間』は伊達じゃなかったです。

場には円形に、鷹陣営と薔薇陣営の領地カードが交互に並べられます。そしてそのうちの隣り合った領地カード二枚を選び、そこを戦場とします。領地カードにはその領地そのものが持つ攻撃力があり、その攻撃力と自陣営の人数が勝利点の増減に繋がります(自陣の攻撃力が低いほど、また自陣の人数が少ないほど勝利点が高くなります)。また、特殊な効果を持つアクションカードが(スタートプレイヤーから好きなカードを引き抜く形で)配られます。アクションカードには自陣の攻撃力を上げるものや、ラウンド終了時に貰える手札を増やすカード、次の戦場を決める権利を得るカードなどがあります。その後、自分が持っている補給(攻撃力)カードを出していき、更にアクションカードの効果も加え、総攻撃力が高い陣営がそのラウンドの勝利陣営となります。

しかし、ここで『反逆者(ドイツ語でフェレータ)』のアクションカードを持ったプレイヤーが居ると、そのプレイヤーが出した補給カードがそっくりそのまま敵陣地の攻撃力になってしまいます。反逆者の出した補給カード次第では戦局が変わってしまうこともあるため、例え自陣の人数が多くても勝てるとは限りませんし、油断もできないわけです。それなら裏切られても勝てるだけの戦力を出せば良いという考えに至りそうですが、常に最大戦力で戦うと手札はあっという間に無くなってしまいます。無駄が無いように、かつ自陣が勝てるだけの戦力を出さなければいけませんが、自分も周りのプレイヤーも自陣から裏切り者が出ないかという考えを持っています。そのため、下手に出し渋ったり派手に出したりすると、『こいつは反逆者なのでは…?』と思われてしまい、その思いに囚われたプレイヤーは自分の手を切り替えていく…という、先の読めない展開が繰り広げられます。

積極的に反逆者になってやろうじゃないかと内心変に意気込んでいたのですが、いざ反逆者カードが手元に回ってきた時に寝返らないほうがいい戦局だったりして、結局一回も反逆者にはなれませんでしたが、それでも立ち回りと読みが上手くいき、2位という結果。上々です。前にプレイした『ダンゴーダンジョン!』とほぼ同じ面子だったため、「もうダンゴーダンジョン終わったから! 反逆者じゃないから! 信じて!!」と叫ぶこと数回。いやいや、俺そこまで信用されてませんか…そうですか…。(=´・ω・) ショボン

 

そんなこんなのボドけもVol.8。毎回新しいゲームを紹介する形で持って行っているので、会の最後に以前プレイしたゲームをもう一回やりたいとリクエストを受けたりしました。横浜の喫茶へそまがりで不定期に身内で開催している『へそまがる人達』のように、小規模で重ゲー会とか開いてもいいのかもしれないな、とちょっと思いつつ。またみんなでわいわいプレイしたいです。