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Okeno Catanikus +T

非電源卓上遊戯の話題をつらつら綴ったり綴らなかったり。

7月12日ボドゲプレイ日記(某所カタン会)

 

7月12日、午後一時。イエローサブマリン秋葉原RPGショップ内プレイスペース。9人参加者が集うも、卓に広げられたゲームはただ一つ。島を開拓し、資源を手に入れ、開拓地を、都市を、街道を、作り、広げ、交渉し、協力体制と仲違い、裏切りを繰り返し、覇権を争うべく、両の手に握られたサイコロで自らの運命を切り開く。『カタンの開拓者たち』。それこそが、ゲームの名だった。

とか格好良く書いてみたわけですが、特に深い意味はなく。

普段所属している界隈で時たまボードゲーム会が開かれているのですが、その中でカタンが好きな人、または好きになりつつある人が増えてきて、いつかカタンオンリーの『カタン会』をしようという話が出ていたのでした。先日、ついに実現の運びとなりまして参加してきた次第でございます。ちなみに、カタンだけじゃ流石に飽きるべな、他のゲームもちょこちょこ持っていくかーと軽い気持ちで卓へ赴いたのが昼過ぎ。そして、そこからのべ七時間近く、ずっとカタンをプレイしていました。ずっと。いや、ほんと、ずっと。

実はカタン、プレイ回数はまだ(この時点では)片手で指折り数える程しかなく、ゲームマーケットで購入した戦術指南書もプレイ経験が浅いからかいまいち飲み込めず、ルールだけ薄らぼんやり分かる程度の状態での参加でした。なので上記のような軽い気持ちを抱いていた訳ですが、帰る頃には『カタンで勝つには…うごごごごごご』と心中様々な思いが渦巻いていました。

あ、ごめんなさい。それ、最長交易路なんですよ。

f:id:conekoneko:20140712141349j:plain

がーんだな、出鼻をくじかれた。

初戦、基本セット四人戦。序盤から最長交易路狙いで街道を繋げつつ、更に最大騎士力も獲得して9点リーチ。これはもしや、カタン初勝利の美酒にありつけるのか!? と手に汗握りながらプレイは終盤に差し掛かったのですが、青プレイヤーがこちらよりも街道を多く作り、最大交易路が移行。その時点で青プレイヤーが10点確定となり、初勝利は惜しくも目の前から姿を消したのでした…ふぬ゛っぬ゛ぬ゛ぬ゛っぬ゛ぬ゛ーっ!!(声にならない叫び)

焦るんじゃない。俺は土と木が欲しいだけなんだ。

街道がなくて死にそうなんだ。f:id:conekoneko:20140712155954j:plain

二戦目、基本セット拡張五人戦。拡張が入ると追加ルールとして建築が手番の最後に誰でもできるようになると聞いて、人数は増えたけどむしろプレイ時間は短くなるだろうなと予想しました。初戦で一位を取られた緑プレイヤーに明確な牽制をかけつつ、バカの一つ覚えでまたしても最長交易路狙い。木材が手に入りにくく、街道を伸ばせないとじれったく思っていたところに、黄色プレイヤーが発展カード、最大騎士力、最大交易路で10点到達しゲーム終了。とりあえず初戦で負かされたからとそのプレイヤーにのみ注目した結果、完全に他のプレイヤーの動向を見失っていたのでした。

(今思うとこれって結果に執着して喧嘩売ってる状態ですよね…気をつけないと。『Yes夢中、No必死』ですね)

木のせいで歯車がズレたか…。

f:id:conekoneko:20140712171410j:plainああダメだぁ、もう取り返しがつかない。

三戦目、基本セット拡張五人戦。中盤から木がわんさか出て大暴落。ただ、木の資源タイルに開拓地や都市を置いているプレイヤーは銀行交換などで変換し放題という、長期戦になればなるほど不利になる展開に。こちらも土を交渉材料に…と思ったのですが、ここで『妖怪1足りない』と『妖怪1多い』が多数出現し、欲しい資源が思うように産出できなくなってしまいました(お前らTRPG側の妖怪だろこっちくんな)。結果都市化も発展もできず、中途半端な展開に…この辺りから『少し分かってきたが故のスランプ』に突入します。

うわぁ、なんだか凄いことになっちゃったぞ!

俺(達)、一体何やってんだろ…。

四戦目、基本セット拡張五人戦。誰しもが一位を狙いつつも、誰かが一位になろうとした瞬間に団結して全力で足を引っ張りにかかるという泥沼戦に突入。やべぇ最大騎士力だ! この資源渡すから発展して張り合って! 不味い最長交易路取られた! こっちの資源渡すから頑張って! 鉄と交換? そんなもん通るか、都市か発展で得点稼ごうったってそうはいかん! 抜き差しならぬ攻防戦の末、プレイ時間も一番長く、心身消耗も一番激しい一戦になりました。ほら、写真も撮り忘れましたし、ね(テペヘロ)。

なんだこのカタンってゲーム、鉄と麦ばかりだが…

面白い! 決して面白くないなんて言わせないぞ!

半日たっぷりとカタンに浸かった結果、やっと本当の面白さを垣間見た気がします。確かにサイコロによる運の要素が強いのは事実なのですが、それは期待値という形で提示されています。それを含めた上で初期配置や街道、開拓地といった盤上の動きを決め、更に他プレイヤーとの相互影響を考慮して一歩抜きん出るプレイを目指す。ダイスの運も、人の動きも、それらを包括した盤の流れも、全ては見える範囲にあり、それらを超えて手に入れる勝利はだからこそ素晴らしく感じられるのでしょう。

今回は結局基本セットと拡張しかできませんでしたが、航海者版や探検家と海賊版など、シナリオが加わるタイプの拡張もあるとのことで、近いうちにまたプレイしてみたいと思ったのでした。

ってか普通にうちにもカタン欲しいわ。プレイする人居ないけど。

 

ボドゲをするときはね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか、救われてなきゃあダメなんだ…独りで、静かで、孤独で…(今回『孤独のグルメ』ネタを織り込みすぎたことをここに反省したいと思います)

(独りで静かで孤独で、ってそれじゃボドゲできないじゃんよ)