Okeno Catanikus +T

非電源卓上遊戯の話題をつらつら綴ったり綴らなかったり。

ダイストレイを作ろう

 

f:id:conekoneko:20130530172806j:plain

「前に作ったやつ、かさばるからバッグに入れると邪魔なんだよ!」

「じ、じゃ、お金出して買うわ…いくら位するの?」

「お金なんかもらってもダメなんだよ! だってガチのヤツ買うと普通に3、4000円するし、何処に売ってるかわからねぇもん!」

「で、でも…どうしたら…」

「そうだ! 自作でいいや! 自作すればわざわざ探さなくて良いよ!」

「えっ!?」

「ほら、ダイストレイ作れよ! ダイストレイ! ダイストレイ!!」

持ち運びに便利なダイストレイを自分で作ってみよう

アレでしかもかなり古いネタでいきなりお茶を濁しつつ。

冒頭の通り、以前自作したダイストレイ(上の写真)なのですが、いかんせん持ち運びに不便というか、ボドゲと一緒に入れるとかなりかさばってしまいます。どうにかならんものかと思っていたのですが、先日のゲームマーケットでは自作ダイストレイを商品にしているサークルさんもチラホラ。買う必要は無いかなーと思っていたのですが、今更になって欲しい欲が出てきてしまいました。それなら、自分で作ればいいんじゃね?ということで、記憶を頼りに自分で作ってみることにしました。

ゲームマーケットで見かけたダイストレイは布か皮製で、正方形で四隅にボタンが付いていて、そのボタンを合わせるとダイストレイになるというもの。持ち運ぶ時はそのまま運ぶか、丸めて運べるので大変便利です。さて、これを自作するにはどうしたら良いか。とりあえずは100円ショップで品探し。裁縫コーナーにあったスナップボタンとフェルトでプロトタイプを作ってみようと思いました。

作れる、けど、フェルトだと耐久性が低い…

f:id:conekoneko:20131118183843j:plain

早速裁縫開始…と、これが意外と時間がかかる。手先は器用な方と自負していたのですが、それでもこの写真の状態にするまでに40分くらいかかっています。この状態で試しにボタンを合わせてみると、形としてはできているものの、裏面でバラバラの縫い跡が見えたり、ボタンを外そうとするとフェルト生地そのものが伸びてしまったりと、この状態では駄目だと判断しました。この時点での課題は二つ。ボタンの脱着を何度しても耐えられる耐久性のある布であること、ボタンそのものが比較的付けやすいものであること、の二つです。

反省点を活かすべく作ったテストタイプ2作

f:id:conekoneko:20131119220025j:plain

布とボタンを探すべく、近所の手芸専門店へ。当初自作という制作意図を汲んでいるし、おしゃれでいいかなーと皮を使おうかと思っていたのですが、これが意外と高い。流石に試作品で手を出すにはハードルが高いかと思い、今回は断念。次に目に入ったのが厚手のフェルト。2mm程の厚さなら耐久性は問題ないかと触っていて思ったのですが、こちらもバラ売りしてなくて量が多く若干高め。皮に比べればマシだけど、変に余らせるのは嫌なのでちょっと気が引ける。結局スエードボアがしっくり来たので、これでいくことに。ボタンは大きめのスナップリングを見つけたのでそれで…と思っていたのですが、面白いものを見つけてそちらも購入。結果二種類のテストタイプを作る運びになりました。

そして作ったのがこの写真の二つ。左側は15mmのスナップリングを付けたもの。右側はバッグの留め金として使われている18mmマグネットホックを付けたもの。両方共布地は20cm×20cmです。ちなみにかかった費用は二つで1000円。しかも布地はまだ半分以上余っています。

早速反省点を言ってしまうのですが、まず裏面の見た目がよろしくない。特に右側のマグネットホックの方。製作中になってやっと気付いたのですが、これは元々バッグの布地と布地の間に挟んで裏側を見えなくするのが普通の使い方なんですね。左のスナップリングの方も、変に色気を出そうとキャップ付きのものを買ってしまったがために見た目のバランスが悪くなっています。それから、両方に言える事なのですが、ボタンが大きすぎる。簡単に取れないようにと大きめのものを選んだのですが、ボタンを付けた後に合わせてみると、(特にマグネットの方が)意外と結着力が強く、ダイスを投げ入れたくらいでは外れないと分かりました。

f:id:conekoneko:20131120003820j:plain

それでもボタンを合わせればちゃんとダイストレイの形になってくれます。形が崩れたりしないですし、ダイスの目も(面の多いダイスだとちょっと凸凹なせいで斜めになって若干判定に困る時もありますが)ちゃんと上を向いてくれます。落ちるときの衝撃もしっかり吸収しているみたいで、机に傷が付くなんて心配は皆無のようです。

 

 とりあえず、作り方は分かった。ので…

形はできましたが、一応テストタイプという立ち位置なので、もうちょっと素材を吟味しつつ、反省点を踏まえたプロダクションモデルを作ろうと思ってます。そこまでやってやっと制式ですよ。布地は赤ですかねぇ。ちなみに弐号機より初号機の方が好きですよ、やっぱり。

ところで、黒の布地に合わせるボタンは金だよなぁ、とうすらぼんやり考えながら買い物していたのですが、黒に金ってかなり悪趣味な組み合わせな気が。…だ、大丈夫だよね、悪趣味じゃないよね?

 

と、いうわけで、もうちょっとだけ続くんじゃ。