Okeno Catanikus +T

非電源卓上遊戯の話題をつらつら綴ったり綴らなかったり。

11月10日ボドゲプレイ日記

 

サークル仲間とボドゲ会。前々日から風邪をひいちゃって、若干ふらつきながら某所まで出向きましたですよ。でないとゲームマーケットで新しく買ったゲームと、欲望に負けてAmazonでポチったプエルトリコをわざわざ風邪ひいた身で日本語化した意味がなくなっちゃいますからね!(寝てろよ

持っていったゲームは『プエルトリコ』、『SHEEP LAND』、『王宮のささやき』、『魔王様365日』、『なつのたからもの』、『ロストレガシー拡張百年戦争と竜の巫女』の6つ。で、プレイできたのは前者3つ。全部プレイできると思ったけど、甘かったか…!

羊を追って、羊を囲って、羊を売って大儲け!

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1つ目、『SHEEP LAND』。ゲームマーケットで見つけて、ブースを三度行き来してやっと購入を決意した一品。海外のゲームだから手に入りにくいけど、試遊も無しに購入…ぬぬぬーとなったわけです。最終的に『ボドゲ一期一会』という言葉を思い出して買ったわけですが。

羊飼いを移動させて、羊を移動させて、エリアタイルを買って、ゲーム終了時自分の買ったエリアに居る羊1匹=1ディナールディナールはこの島のお金)。エリアタイルを複数買っていると、その分掛け算。黒い羊(写真だと解りづらいけど右上の水辺エリアに居る)は1匹しか居ないレアラムなので2ディナール。ただし黒い羊は逃げまわります。ゲーム終了時に自分が持っているエリアタイル内に居る羊×タイルの数でディナールを精算して、一番所持金が多い人が勝ち、というゲーム。

羊飼いや、羊飼いの移動後に設置できる柵を利用して、どのエリアに羊を追い込んで、いつエリアタイルを購入するか。タイミングが重要なゲーム。ちなみにプレイヤーはゲーム開始時に20ディナールもらえますが、これは最後の精算まで増えません。なので、無計画に移動したり(羊飼いを離れた場所に移動する場合は1ディナール支払う)、タイルを買うのが遅すぎてタイル価格が高騰したりすると、あっという間に所持金が無くなって身動き取れなくなっちゃいます。

ルールは五分で説明できるし、アートワークも可愛いから、ライトゲーマー向けなのかなと思ってました。でも実際にプレイしてみると、駆け引きというか、読み合い積み合いみたいなのが始まるのではないかと思っています。

ちなみにこのゲーム、『ツォルキン マヤ神聖暦』というガチワーカープレイスメントゲーの作者二人組が作っています。ツォルキンのレビュー読んでもらえると分かりますし、ゲームを買う際にも聞いたのですが、全然ゲームの毛色が違うんですよね。ビックリです。憧れちゃいます。

ほら、声大きいと、国王様に聞かれちゃう…!

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 2つ目、『王宮のささやき』。2007年に海外で発売された同名ゲームをリメイクした作品。アートワークが一新され、動物のキャラクターが描かれています。イラストが可愛いんだこれ。特にウサギのメイドさんが可愛い…いや、将軍(猫)も捨てがたい…魔法使い(鳥)とかも素敵だし、国王(ライオン)もカッコいい。道化師(猿)はハマり役だし、執事(犬)はなんか裏で色々やってそうだし、会計士(ヤギ)はあくどいのが逆にいい……ただし衛兵、テメーは駄目だ。

なんで衛兵(クマ)、目がイッちゃってるというか、なんか見てると凄く不安になるんでしょうかね…あれちょっとマジで怖い。

さておき。見た目は可愛いんですよ。見た目は。昔のテキストサイトならフォントサイズ大きくして無駄に強調したいところですよ。ルールは単純、手番になったら手札を一枚プレイして、プレイしたカードの効果を即時発動。その後、カードの色が示すプレイヤーか、場札が一番少ないプレイヤーに手番が移る、というもの。カードの効果に慣れるまで時間がかかります。ですが、カードの効果が分かってくると、更に時間がかかるようになります。

このゲーム、ラウンドの終了条件が『6種類のカードを場に出す(出したプレイヤーが+1点)』か『同じ種類のカードを場に出す(出してしまったプレイヤー以外が+1点)』なのですが、どちらにしろ相手をハメる前提で動く感じになります。場に出ているカード=もう出せないカードなので、そのカードを相手に押し付けられれば、押し付けられた側は困るわけです。が、手札の効果で手札も場札も動く動く。『コイツはこのカード要らないだろ(だから押し付ける)』『コイツの場札動かしたら絶対困るよな』みたいな根本思想あってこその、足引っ張り合いゲーです。頭ひとつ抜きん出るには、6種類カードを出して自分だけ+1点取ればいいのですが、それが簡単にできるほどこのゲーム甘くないです。

このゲームをプレイする前、箱の側面に『プレイ時間45~60分』と書いてあって、「そんな馬鹿な」と思っていたのですが、カードの効果が分かってくる&相手が何考えているかを予測するようになると、長考しがちになってプレイ時間が長くなります。この長考しがちになるゲーム展開、手番が順に回ってくるゲームシステムではないので、手番が回ってくるまで時間がかかる人が出てきてしまいます。そこはこのゲームの短所だと思います。

お互い腹の探り合いをしつつ、じりじりと足摺るように手札を出す、みたいな緊張感を伴うプレイが好きな人はオススメです。ちなみに俺はこのゲーム、底が見えなくて好きになりそうです。アートワーク可愛いし。……ほんとウサギのメイドさん可愛いわぁ。

ふはははは、圧倒的じゃないか我が農園は!

f:id:conekoneko:20131110182222j:plain3つ目、『プエルトリコ』。ゲームマーケットの少し前から興味を持っていたのですが、我慢できなくてゲムマ終わって一週間経たずして購入。冒頭の通り、金曜の夜にAmazonでポチって、土曜の夜届いて、そこから日本語化を始めて、日曜持っていったという謎テンション。

重量級ドイツゲーム入門として名高いゲームです。プレイヤーは自分の島(写真手前のボード)に農場と生産施設を造り、入植民を雇って製品を作ってもらい、それを売ってお金にしたり輸出して勝利点を稼いだりします。特筆すべきは『バリアブルフェイズ』という、プレイヤーが選んだアクションを他プレイヤーも同時に行うというゲームシステム。これにより、アクションの便乗や妨害ができるので、ゲームの駆け引きが一層深まります。

ゲームの終了条件は3つ。入植者がストックから無くなるか、勝利点がストックから無くなるか、島に合計12マス分の建物を建てた時、そのラウンドでゲームが終了します。輸出をすると勝利点が貰える以外に、建物自体に勝利点があったり、大きい建物(建物マス2マスを使う建物。勝利点に影響する)が建っていると有利だったりします。じゃ、建物バンバン立てていけば良いんじゃ?となりますが、それにはお金が必要です。お金は製品を売るか金鉱掘りをしないと手に入りません(それ以外に、ラウンド中にどのプレイヤーにも選ばれなかったアクションには1ダブロン金貨が付加され、次にそのアクションを選んだプレイヤーはそれをもらえます。累積あり)。製品を手に入れるには生産施設と対応する農場が稼働している必要があります。生産施設と農場を手に入れるにはお金が…(以下略

要するに拡大再生産です。農場は『開拓者フェイズ』で手に入りますし、最初に持っている2~4ダブロンを元手に生産施設も手に入ります。序盤は値段の低いインディゴか砂糖の製品を生産していき、お金が貯まったら売値の高いタバコやコーヒーの生産に移るのがよいと思います。あとトウモロコシも農場で栽培できますが、これだけは生産施設が無くても製品としてそのまま出荷できます。ただ普通に売っても0金なんですが(『商人フェイズ』を選んだプレイヤーのみ、選んだ特権で売値が+1金なので、トウモロコシも1金で売れます)。

『これ建てたらどうなるのかな。こんな組み合わせでコンボ決められたらいいな。あ、邪魔された。こんにゃろめ。まぁこのラウンドは良いとして、次のラウンドでこうすればいいかな。もしこうなっても、あーすれば…』。プレイする際の『勝ちに行く方法』が多岐に渡るので、如何様にも動き回れるのが面白いです。拡大再生産が分かりやすいのも良いです。

短所は入門に適しているとはいえドイツゲーム、ルール把握とインスト、プレイ時間と、とにかく時間がかかります。今回は全員初回でインストから始めて二時間程かかりました。楽しかったのであっという間でしたが、もしプレイされる際は留意点として覚えておいた方がいいです。

あと、『完全日本語版』みたいなものはまだ出ていないので、自分で日本語化する必要があります。幸いにも有志の方々が日本語化用PDFファイルを公開していて、ラベルシールに印刷してコンポーネントに貼れば簡単に日本語化できます。時間がかかりますが、やって損は無いと言うか、やらないとプレイに支障を来すと思います。愛着も湧くので、是非日本語化した上でのプレイをオススメします。

 

そんなこんなの日曜日でした。持っていったけど未プレイの『魔王様365日』、『なつのたからもの』、『ロストレガシー拡張百年戦争と竜の巫女』、いつプレイできるかなぁ。